脊髄を痛めてから足や手が動かしづらい|青梅・羽村でできるセルフチェックと日常ケア

事故や転倒がきっかけで脊髄を痛めてから、足に力が入りにくい、箸やボタンがうまく扱えない、そんな状態が続いていませんか。病院でのリハビリ期間が終わり、退院後は「これ以上は良くならないのだろうか」という不安を抱えながら日々を過ごしている方も多くいらっしゃいます。
できることが少しずつ減っていくように感じたり、ご家族に頼る場面が増えて申し訳なさを感じたり。そうした気持ちは、決して珍しいものではありません。今の身体の状態を正しく把握し、できることから少しずつ整えていくことが、これからの生活の質を保つ第一歩になります。
原因の解説
脊髄は脳からの指令を全身へ伝える神経の太い束で、背骨(脊椎)の中を通っています。事故や転倒、病気などで脊髄に強い力が加わると、損傷した部分より下へ信号がうまく伝わらなくなり、運動麻痺やしびれ、感覚の鈍さが起こります。
損傷した位置によって、症状の出方には次のような違いがあります。
- 首の部分(頸椎)を損傷した場合は、両腕と両足の両方に麻痺が出やすい
- 背中から腰の部分(胸椎・腰椎)を損傷した場合は、足だけに麻痺が出やすい
また、麻痺した状態が長く続くと、筋肉が過剰に緊張してしまう「痙縮(けいしゅく)」や、関節が硬くなる「拘縮(こうしゅく)」が二次的に起こることもあります。動かせる部分を動かさずにいると、残っている筋力や感覚まで低下してしまうため、まずは今の身体の状態を確認しておくことが大切です。
10秒つま先上げテスト
足首を持ち上げる筋肉(前脛骨筋)がどれくらい働いているかを、自宅で簡単に確認できる方法です。
- 椅子に浅く腰かけ、背筋を軽く伸ばす
- 両足のかかとは床につけたまま、つま先だけを天井に向けて持ち上げる
- これを10秒間で何回繰り返せるか、左右それぞれ数える
目安として、10回前後スムーズにできれば足首を動かす筋力は比較的保たれています。5回に満たない場合や、左右で回数に大きな差がある場合は、神経の伝わり方や筋力の低下が進んでいる可能性があります。無理に自己判断で運動量を増やさず、一度専門家に相談することをおすすめします。

対処法・改善の考え方
脊髄損傷による麻痺は、医療機関での治療がすべてではありません。退院後の生活の中でどう身体と向き合うかによって、日常の動きやすさは変わってきます。
- 動く部分は毎日少しずつでも動かし、関節が硬くなるのを防ぐ
- 座る・立つなど姿勢が崩れやすい場面では、健側(麻痺のない側)に負担が集中しないよう意識する
- 筋肉が張りやすい部分は、無理のない範囲でほぐしたりストレッチを取り入れる
- ご家族や介助者と、日々の姿勢や動かし方のポイントを共有しておく
「動かせない部分」ではなく「今動かせる部分」に目を向けることが、生活の質を保つカギです。関節を硬くしないための関節可動域トレーニング(ROMトレーニング)も、その一つの手段です。動かさない期間が長引くと廃用症候群による二次的な機能低下につながることもあるため、早めのケアが大切です。
よくある質問
Q. 整体で麻痺が治りますか?
A. 整体は医療機関での治療の代わりにはなりません。ただし、筋肉の過緊張を和らげたり、関節の可動域を保つためのサポートは可能です。神経の状態には個人差が大きいため、まずは現在の状態を評価することから始めます。
Q. 車椅子を使っていても通えますか?
A. お身体の状態やご自宅の環境によって対応方法が異なりますので、まずはお電話にてご相談ください。訪問での対応についてもご案内できます。
Q. 発症から何年も経っていても意味はありますか?
A. 発症からの期間に関わらず、今の筋肉や関節の状態を確認することには意味があります。今ある機能を維持し、これ以上の低下を防ぐという視点でのケアも大切です。
当院でできること
シトラスほぐし家整体院では、国家資格を持つ理学療法士が身体の状態を丁寧に評価したうえで、筋肉の緊張緩和や関節可動域の維持を目的とした施術を行っています。脳卒中後の運動麻痺や手足の動かしづらさ・歩きにくさでお悩みの方にも、これまで多く対応してきました。ご家族への介助方法のアドバイスも行っております。
お悩みの方は、シトラス ほぐし家 整体院までお気軽にご相談ください
受付 9:00〜17:00(火・日定休)



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