上腕骨骨折の術後ケアを徹底解説|日常での注意点・リハビリの流れ・肩〜腕の負担軽減・整体でできるサポート

上腕骨骨折(じょうわんこつこっせつ)は、転倒・スポーツ・事故などで多く発生する骨折です。
特に高齢者では、軽い転倒でも折れてしまうケースがあります。
骨折後は固定や手術(プレート固定・髄内釘など)が行われますが、術後は肩や肘、手首の動きに制限が出やすく、日常生活に不便が出る期間が長いのが特徴です。
- 上腕骨骨折術後の特徴
- リハビリの段階
- 痛み・こわばり・可動域制限が起こる理由
- 日常生活での注意点
- 整体でサポートできる内容(医療行為外)
- 再発予防・姿勢のポイント
Contents
■ 日常生活でこんな症状でお困りではありませんか?
上腕骨骨折の術後は、骨が癒合してきても以下のような不調が続くことが多くあります。
- 肩が固まって動かしにくい
- 腕を上げると痛い
- 肘が伸びない・曲がらない
- 手のむくみが続いている
- 洗濯物を干す動作がつらい
- 服を着るときに腕が上がらない
- 夜に痛くて眠りづらい
- 手が重く感じる
- 指先の細かい動きに違和感がある
- 手術部位のまわりが張る・突っ張る
- 反対側に比べて筋力が落ちた
これらは術後〜回復期にはよく起こる症状で、時間経過とともに落ち着くものもあれば、工夫やケアが必要なものもあります。

1. 上腕骨骨折とは?術後に起こりやすい問題点
上腕骨は肩から肘までの長い骨で、転倒や外力で折れやすく、以下の3つに分類されます。
- 上腕骨近位端骨折(肩に近い部分)
- 上腕骨骨幹部骨折(真ん中)
- 上腕骨遠位端骨折(肘に近い部分)
術後は固定具(プレート・スクリュー・髄内釘など)により骨は安定しますが、筋肉や関節の機能回復には時間がかかります。
2. なぜ術後は肩・肘・手首が動かしにくいのか?
上腕骨骨折後に動きが低下する理由は以下の通りです。
① 固定による筋肉の硬さ
術後はギプスや装具で固定されるため、筋肉が使われず硬くなります。
- 三角筋
- 棘上筋・棘下筋(肩のインナーマッスル)
- 上腕二頭筋・上腕三頭筋
- 前腕の筋群
腕全体の筋肉が弱くなり、可動域も制限されます。
② 関節のこわばり(拘縮)
固定期間中に関節が動かないため、関節包や靭帯が固まり「動かした時の痛み」が出やすくなります。
特に肩関節は拘縮しやすく、
「腕が上がらない」「後ろに手が回らない」
といった不具合が長く続くケースも珍しくありません。
③ 手や指のむくみ
可動域が減ると血流やリンパの流れが停滞し、手指がむくみやすくなります。
④ 姿勢の崩れ・肩をすくめる癖
痛みをかばうために肩をすくめたり体が傾いたりし、体幹バランスが悪くなります。
これがさらに肩の動きを悪化させることも。
3. 日常生活で気をつけるポイント
上腕骨骨折後の生活で最も重要なのは、
無理なく動かすことと、負荷を掛けすぎないことのバランス です。
① 肩をすくめた姿勢をしない
腕をかばうと肩が上がり、肩甲骨の動きが悪くなります。
- 肩の力を抜く
- 背筋を伸ばす
- 反対の肩に頼りすぎない
② 腕を強く引っ張らない
引っ張る動きは手術部位に負担をかける可能性があります。
- 重い扉を引く
- ペットのリードを強く引く
- 子どもを抱き上げる
これらは注意が必要。
③ 長時間の同じ姿勢を避ける
- デスクワーク
- スマホ姿勢
- 車の長距離運転
血流が悪くなるため、こまめに肩を動かします。
④ 手指のむくみケア
- グーパー運動
- 手のひらを開く
- 手首の軽い回旋
むくみ対策は毎日続けることが大切です。
⑤ 腕を急に上げない・捻らない
可動域が狭い状態で急に大きく動かすと痛みが出やすくなります。
⑥ 術側を下にして寝ない
圧迫や痛みで睡眠の質が悪くなるため、最初は避けます。
4. 上腕骨骨折術後によくある悩みと原因
● 肩が固まって動かない
→ 固定期間が長かった/肩甲骨の動きが悪い/痛みをかばって動かさない
● 腕が上がりにくい・外に開きにくい
→ 棘上筋・三角筋・肩甲下筋の緊張/上腕骨頭のポジションの乱れ
● 肘の動きが悪い
→ 関節包の硬さ/上腕二頭筋・上腕三頭筋の短縮
● 手がむくむ・こわばる
→ 血流低下/手指を使わない時間が長い
● 痛みが続く
→ 手術部位周辺の組織の硬さ
→ 動かし方の癖
→ 肩・首・背中の姿勢不良
術後は肩だけではなく 肩甲骨・肘・手首・姿勢 の影響が大きく関係します。

5. 整体でできるサポート(医療行為ではありません)
整体は骨折そのものを治療するものではありません。
しかし 術後の機能回復・動作改善・負担軽減 の面で重要な役割があります。
① 肩甲骨の可動域改善
肩甲骨は腕の動きの“土台”です。
- 肩甲骨の内転・外転
- 上方回旋・下方回旋
- 胸郭の動き
これらを調整することで肩の可動域が広がりやすくなります。
② 腕・肩まわりの筋緊張の緩和
骨折後は特定の筋肉に負担が偏りやすいです。
- 三角筋
- 棘上筋・棘下筋
- 大胸筋
- 上腕二頭筋・三頭筋
適切な刺激で筋肉の緊張が和らぎ、動きが滑らかに近づきます。
③ 姿勢のバランス調整
術後は体が傾いたり、肩がすくんでいたり、骨盤がゆがんだりしやすくなります。
- 背骨のアライメント
- 肩の位置
- 重心バランス
姿勢の改善は再発予防にもつながります。
④ 日常動作の指導
術後の不調は動作の癖が原因のことが多いです。
- 腕を上げるときの肩の使い方
- 荷物の持ち方
- 洗濯物を干す動作の改善
- 姿勢(背中の丸まり)を整えるコツ
これらの指導は、整体だからこそできる大きなサポートです。
6. 再発予防のポイント
① 姿勢を整える
猫背姿勢は肩関節の動きを悪くし、代償動作が増えます。
② 肩甲骨と腕の連動を意識する
肩だけで動かすのではなく、肩甲骨から動かすことで負担が減ります。
③ 筋力不足の改善
特に以下の筋肉はとても重要です。
- ローテーターカフ(肩のインナーマッスル)
- 三角筋
- 肩甲骨まわりの筋肉
- 体幹(姿勢保持に関わる)
無理のない範囲で行うことが大切です。
7. 高齢者が術後に苦労しやすい理由
- 骨密度の低下
- 筋力不足
- 姿勢不良
- 関節拘縮が進みやすい
- 手術後の回復力が若年者よりゆっくり
そのため、術後は早期のケア・姿勢の確認・負担軽減が非常に重要です。
8. まとめ
上腕骨骨折の術後は、痛みが落ち着いてきても肩・肘・手首の動きが悪くなりやすく、日常生活で不便を感じやすい時期が続きます。
- 固定による筋肉の硬さ
- 関節のこわばり
- 姿勢の崩れ
- むくみ
- 代償動作
これらが複合して起こるため、適切なケアと動作改善が欠かせません。
整体では医療行為は行えませんが、
姿勢の評価・肩周囲の筋緊張ケア・肩甲骨の可動域改善・日常動作指導
などを通して、術後の生活の質向上に役立てることができます。
アクセス・お問い合わせ
シトラス ほぐし家 整体院/関節痛・肩こり・腰痛・膝の痛み改善サポート
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